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家を建てる際に気になることとして、その土地の地盤について挙げられます。大垣市がある濃尾平野の地盤は、軟弱と言われています。その理由は、地下の硬い岩の層の上に、軟らかい粘土や砂でできた沖積層と呼ばれる地層が堆積しているからです。こうした地層は、地震を起こす波が地下で重なり合うため、揺れが強くなったり、長く続いたりします。
以上を踏まえると、家づくりを行う際は土地の地盤調査や耐震工事が必須となります。
戸建て住宅のための地盤調査を行う際に一般的に使われる調査方法を解説します。
スクリューポイントを地盤に回転させながら貫入させ、貫入時にかかる荷重や回転数から抵抗値を測定する試験です。
メリットとして試験装置や試験方法が簡単であることや、試験結果をN値(地盤の強度などを知るための試験結果数値)に換算できわかりやすいこと、深度方向に連続してデータがとれます。
デメリットとしては磯やガラなどは貫入困難で調査ができないこと、調査震度は10メートル程度という点があります。
ボーリングで穴をあけて、レイモンドサンプラーを地中に打ち込む打撃回数を測定する試験です。
メリットとして、N値から地盤強度を推定でき、地下水位の確認ができることや、地中の土を採取できるため地層確認ができます。スウェーデン式サウンディング試験に比べて、土の採取と深い層や硬い層でも掘り進められることが可能です。
デメリットとしては広い調査スペース(3m×5m程度)が必要であることや、費用が高額な点があります。
鋼鉄製の直系30㎝の円盤に段階的に油圧ジャッキで荷重をかけて沈下量を測定する試験です。
メリットは地盤の特性、支持力を直接的に読み取ることが出来るため信頼性が高いことが挙げられます。
デメリットとしては広い作業スペースが必要であること、費用が高額であること、深度方向の調査ができないことが挙げられます。
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